護摩堂写真
塩船観音寺山主 橋本公延

塩船観音寺山主

橋本公延

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ごあいさつ

 

古の昔、若狭の国で人魚の肉を食し永遠の命を得たと言われる八百比丘尼が、当山の開祖であると寺史に伝えられております。

 

その後今日まで千数百年という年月の流れの中で、観音寺は、様々な歴史を刻んでまいりました。

 

中でも本堂は室町時代の建立であり、当山では現役の建築物としてこれを使用しております。今日を生きる私たちが、数百年前の時代を生きた人々と同じ空間を共有し、様々な祈りを受けとめてきた同じ御仏に現代の祈りを捧げることは、人が常に歴史の一部であることを改めて感じさせてくれます。

 

昭和も40年代に入り、当山は篤信の信徒様方のご尽力により花の寺として整備が進められ、今日の姿があります。

歴史を伝える幾つもの文化財、そして心を癒す美しい花々に彩られ、現代に生きる皆様方のお幸せを願い日々のお勤めをさせて頂いております。

 

当山のある東京青梅市は都心から約40Km、豊かな自然の残る東京の奥座敷です。御仏の慈悲と季節を彩る花や大自然が、心を癒し明日への元気を授けてくれることと思います。是非一度観音寺へお出掛け下さい。

 

合 掌

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真言宗醍醐派 別格本山 塩船観音寺 〒198-0011 東京都青梅市塩船194 電話 0428(22)6677