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境内のご案内

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本堂・厨子(国指定重要文化財)

室町時代の建立で木造の寄棟作り、屋根は茅葺に杉皮を葺き込んだ奥多摩の虎葺きと呼ばれます。秘仏御本尊十一面千手千眼観自在菩薩立像(重要文化財)がおさめられている厨子は極めて精巧な造りで、扉内側には普賢菩薩・文殊菩薩が描かれています。毘沙門天立像(青梅市有形文化財)、不動明王立像、二十八部衆立像(重要文化財)が所狭しとならびます →歴史と文化財ページへ
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山門(仁王門)(国指定重要文化財)

室町時代の建立で木造、三間一戸の八脚門、切妻造りで屋根は茅葺です。当山の山号である大悲山の扁額が掛けられ、都指定有形文化財の阿形・吽形の金剛力士像二駆(東京都有形文化財)が安置されています
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阿弥陀堂(国指定重要文化財)

木造の寄棟造りで、屋根はかつて茅葺きでしたが、昭和三十六年の解体修理の際に国の指導のもと現在の銅板葺きに変更となりました。室町時代の建立と推定されています。阿弥陀如来坐像・聖観音菩薩立像・勢至菩薩立像の阿弥陀三尊像が安置されています。また永代供養のお位牌が奉安されています
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薬師堂(青梅市有形文化財)

木造の寄棟造り、屋根は茅葺きで、梁・桁行ともに三間の小仏堂です。平安時代後期の作と推定される薬師如来立像が安置されています。カヤ材一木造りの細長いお姿のお薬師さまは古来より中風除けぼけ封じに御利益ありと伝わります
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護摩堂・寺務所

弘誓の舟になぞらえ弘誓閣と称する信徒さまを祈願する道場です。昭和中興三十周年記念事業において建立されました。毎日の読経祈願、御廻向に、お一日の月例早朝護摩修行を行っております。寺務所では祈願受付と御朱印のお書き入れを行っております →厄除・御祈願ページへ
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開山八百比丘尼尊像

当山は大化年間に若狭の国の八百比丘尼が関東遍歴の折に当地に観音像を安置したことにはじまると伝わります。護摩堂弘誓閣の内陣にはその伝説の尼僧、八百比丘尼さまの御像がございます。また堂内には弘法大師空海と不動明王とがおまつりされています
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塩船平和観音立像

つつじ園の山頂から境内を見渡しておられる全高13メートルの大観音像です。開創壱千三百五十年祭記念事業にて建立されました。足元には御寄進を頂いた方々のご芳名をご覧になれます。右手に施無畏印、左手に与願印をして、水瓶を傾け大慈大悲の功徳を衆生に与えてくださるお姿です
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札場・御守所

御本尊千手観音さまのお力をいただいた御札・護摩札・御守りの授与所です。お正月元旦祭や例大祭柴燈護摩の御護摩札のお申込みはこちらで承っております。また御朱印のお書き入れも行っております。お受け付けは午前8時半~午後4時までです →授与品御案内ページへ
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信徒会館普門閣・売店

お土産の購入や、軽食のお食事ができます。年間を通じて観音だんご、お正月には甘酒などの名物がございます。ご参詣の折にはどうぞこちらで休憩されてください。午前9時~午後4時半にて営業しております →普門閣売店ページへ
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明王院祈願堂

昭和中興三十周年記念事業において建立されました。不動明王を御本尊としておまつりしているお堂です。お正月三が日の車両交通安全祈願や、つつじまつり期間中の厄除け・諸祈願を行っております
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交通安全祈願堂

昭和中興三十周年記念事業において建立されました。自家用乗用車にはじまり、オートバイ、マイクロ・中型・大型バス、トラック、自転車などの車両交通安全と、運転者同乗者さまの身上安全を祈願しております
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不動明王立像

5月3日の当山例大祭の際の柴灯大護摩供・火生三昧修行の御本尊さまです。昭和中興三十周年記念事業において、護摩堂や交通安全祈願堂とともに建立されました。青銅製の立像で、唐金不動と呼ばれています
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招福の鐘

当山大壇越山際由三氏の発願で嗣子國允氏の奉献による鐘撞き堂です。光明真言が天井に描かれ、諸々の災厄・病気等のなやみを消滅させ、撞く人に幸福がもたらされますようにと建立されました。大晦日には除夜の鐘を撞こうとする参拝の方で行列ができます。大晦日以外の午前六時前と午後四時過ぎは鐘撞を禁止しております
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旧鐘楼

四脚・茅葺の旧鐘楼の銅鐘は江戸時代寛永十八年(1641年)に南小曽木の近藤惣太郎が施主となり、現羽村市の櫻沢市兵衛尉盛次が鋳造したもので、青梅市有形文化財です。現在は文化財保護のため打鐘を中止し永年保存としています
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七社権現社

貞観年間(八五九~八七七年)に安然和尚が寺の鎮守として奉遷したと伝えられる七社権現が祭られています。内宮は江戸時代の建造物と推定されています
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児玉稲荷社

児玉稲荷大明神が祭られており、七社権現社にならびつつじ園中腹にあります。造立年代は不詳ですが、子宝成就・安産出生に御利益があるとされ、現在も観音様のお稲荷様として信仰されています
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板碑堂

永仁四年(1296年)9月14日建立の逆修塔婆、永仁の大板碑(青梅市有形文化財)がおさめられています。梵字より上部が欠損していますが、市内最大の青石塔婆です
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納札堂

当山で授与された古札・御守を納めるお堂です。一年間の御守護の感謝を念じながらお返しください。他寺、他社の御札の納札はご遠慮下さい。また、お人形や仏像、神棚、仏壇などは当山では有料にて御供養しております。納札堂にはお納めにならないでください →人形供養ページへ
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水屋

一般には手水舎ともいいます、手水をして浄めるところです。本堂にあがる階段の下にございますので、手水をして浄められてから本堂をお参り下さい
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大杉(東京都天然記念物)

まるで本堂を守るように参道の両側にある樹高約40m、目通り約6mの二本の杉です。樹齢は九百年を超えており、夫婦杉(めおとすぎ)と呼ばれています
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水子地蔵尊・石仏

薬師堂の脇の静かな場所に当山の水子地蔵さまがおまつりされています。どうぞお心静かにお参り下さい。また霊場のお薬師さまとお大師さまの石仏もならんでおまつりされています
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